【岩手県一関市 厳美渓 レポ】川の向こうでがんばるだんご父さん

家族旅行で行ってきました。

岩手県一関市 厳美渓(げんびけい)。

ざっくりいうと・・・

  1. 岩手県下関市にある景勝地。美しい谷があって国の名称天然記念物に指定
  2. 空飛ぶだんごでも有名

基本情報

基本情報(グーグルマップ・営業時間・口コミなど)

公式サイト いち旅 | 一関市公式観光サイト【いちのせき観光NAVI】

旅レポート

まずどうでもいい話。

地元でない人が必ず混乱すると思われるのが、厳美渓(げんびけい)と猊鼻渓(げいびけい)問題

ではないでしょうか?

 

だってどちらも一関市の名所的な渓谷で、名前が一文字違い

げんび、げいび、げんび、げいび・・・

すでに20回くらい言い間違えました。

 

現地へ訪れたあとのわたしの覚え方。

  • 厳美渓が、だんごが飛んでくるところ
  • 猊鼻渓が、船下りがあるところ

だんごが食べたければげんび、舟に乗りたければげいび、こんな感じでよいでしょうか?

違うのでしょうか?

 

 

今回はレンタカーでナビを使ってGO。

現地へ着くと駐車場がありまして「現地をよく知らない人は、とりあえず最初で出会った駐車場に停めるのが結果的に損が少ない」の法則どおり、近場に停めます。

どうやら民家の駐車場で、茶の間でくつろいでいたお父さんにお金を支払いました。

地元のお父さんの日常に会えるのも旅の楽しみですね。

 

家族で行ったので、名物の空飛ぶだんごを食べるのはやりましょう。

が、受付がどこかわからない。

 

まずそれっぽいだんご屋さんの店舗のほうへ行ってみると、ふつーにだんごを売っているだけで空は飛ばない感じ。

空を飛びたいなら、現場に行ってください(意訳)」とのこと。

 

またもとの渓谷のほうに戻ります。

だんごを運ぶロープがあるところはすぐ見つかりました。

でも想像していた、受付っぽい人がいない。

 

よくわからないまま、とりあえず人が集まっているところに行くと、謎は解けました。

 

受付の人はいません

※ほかの日は知りません

なんとセルフ

現場にあった謎に桶に料金をいれて、謎の金をたたいて合図します。

ボーンと合図すると、川をはさんだ先に例のだんご屋さんがあって、2階にお父さんがスタンバイしています。

お父さんがロープで桶を回収し、はじめて注文になります。

 

 

なるほど、そういうことか。

混んでいるときは他の観光客と話し合って、まとめて注文しましょう。

 

お父さん、しゃべらないからすぐわかりませんでしたよ。

あ、しゃべっても、距離があって聞こえないのか。

 

 

誰かに聞けば教えてくれるのでしょうが、聞かないと説明がなかったので戸惑いました。

しかし。

この謎っぽさ、魅力的です

数分待つと、ロープを伝って桶が帰ってきます。

無事に団子が届きました。

お茶もある。

 

見た目でわかりますね。

だんごはおいしい。

 

ごちそうさまを伝えたかったのですが、お父さんは川の向こうでした。