【茨城奥久慈 慈久庵(じきゅうあん)】東京さいたころ思い出しただ

わたしギョーザ王といわれればうれしいほど大のギョーザ好きですが、そばとなると好きレベルです

そんなわたしも感じたのは、このお店には「おいしいそばとは?」の答えのひとつがつまっていると思います

 

業界を中心にすでに有名ですが、さらに知られることによって、少なくとも北関東のそば屋界 全体のレベルアップにつながるのでは?と感じたお店でした

北関東に住むそば好きで、まだ知らない人にはぜひとも伝えたいお店です

 

平日30分前にお店に到着

すでに5組くらいいました

席について注文し、最初の料理を食べはじめるまで1時間近くはたったでしょう

待つのはいやとかではなく、1人でつくるご主人が用意してくれるのをありがたく待つ、そういうお店です

茨城奥久慈 慈久庵(じきゅうあん) グーグルマップ

 

はじめて行ったので、メニューを読むとみんな食べたくなりました

コースは7品だと5,800円と、そば屋としてはおそらくトップレベルの高級さです

高いのですが、それよりもそばでこの値段に見合う質、という点に関心がいきます

 

単品で頼みまくるともっとすごい金額になるし、まずこのお店の全体像を把握したほうが今後も攻略しやすい(2回目以降はとくに好きなものをピンポイントで攻める)と判断し、ふんぱつしてコースにしました

 

自家製の刺身こんにゃく

 

ふー

 

この時点で、これと日本酒だけでもうえーやんと思いました(運転手)

岩魚(イワナ)の一夜干し

わたしは空手部時代、団体戦では次鋒(じほう)だったので、2番手には親しみを感じます(うまい)

 

脳内で、日本酒がおちょこに次々とつがれます

山菜の万能しょう油漬け

山うどに醤(ひしお)とうやつがそえてある、はじめて食べる味

山奥いくとどうせ山菜だろぐらいにしか思っていない人にぜひ伝えたい

 

山菜は最強のぜいたくやで

 

これだけを伝えれたらもうブログ読まなくてもいいと思いました(読んで)

この醤というやつはお店で買えました、5秒で買いました

 

家で3日くらいでなくなりました

焼畑そばがき

あー、なるほど

 

えごま味噌につけながらいただきます

このあたりから、感想が「なるほど」しかでてきません(想像を超えて脳が処理しきれない)

 

そばがきって、あまり好きじゃなかったけれど、こんなにも味わい深いんだ(発見)

 

野草のてんぷら

たんぽぽのてんぷらとか、野草のお店で食べたのはじめて(そのへんに生えていたのを天ぷらで食べたことはある)

ほかはまったく聞いたことのない名前で、忘れた

 

うまい

ちょっとビールにしてみようかな、脳内で

せいろそば

感想

 

なるほど

 

 

以上です

 

 

透明感があるんです

 

刺身こんにゃくみたいな色としてだけではないですよ

喉にすぅーっと染みこんでいく、そんな感じがしました

 

食べているっていうか、人とそばが同化している感じ?

なるほど

 

大盛りにすればよかった

デザート

プリンとかを想像し甘いのやだなーと思った自分がはずかしい

 

12年つけた梅を使った、甘露茶梅、というらしい

 

12年前といえば東京さいただ

そのころの味、歴史をまるごといただきます

 

つらかったこともたくさんあったけれど、わるいことばかりではなかったよね、ぜんぶ含めてじぶんらしかったんだよね

 

これからのことはこれから次第だよね、の味