鑑真和上と下野薬師寺~天下三戒壇でつながる信仰の場~へ行きました

特別企画展「鑑真和上 と下野薬師寺~天下三戒壇でつながる信仰の場~」【栃木県立博物館】

先日 行ってきました

めっちゃ混んでいました


以前に下野薬師寺跡へ行ったときは、平日とはいえほかに人をほぼ見かけなかったので、驚きました

すばらしい企画力ですね


鑑真という有名人を主題にして、栃木県とどういう関わりがあったか?という切り口

歴史好きでなくても、地元で気になる人はぐっと増えるでしょう



シロウトのわたしにとっては難しい内容も含まれました

でも以前下野薬師寺跡へ行って、参考本などをちょっとだけですが読んだので大枠はなんなくイメージできました

日光東照宮がシンボルの日光としても、観光としての原点の話です

  1. 下野市あたりにエリート官僚「下毛野古麻呂(しもつけのこまろ)」がいて、都とコネが強かった
    日本で最初の法律づくりに関わったぐらい
  2. こまろが住む地域に仏教の試験場(戒壇)がつくられた
    試験場は当時日本で3つだけ
    下野市周辺は仏教が栄えていたし、東北へのメインルート上にありアクセスもよかった
  3. 試験場で修行した卒業生には、すごいお坊さんたちが
    円仁(えんにん)、勝道上人(しょうどうしょうにん)など

それで、日光関しては、

  1. 勝道が日光で仏教を開いて、その後仏教が栄えた
  2. 徳川家康のお墓として選ばれた
    関東最高の聖地だった
  3. 観光地日光の原点となる

とつながったわけです

参考
【下野薬師寺跡 歴史】栃木は仏教の先進地でした。そのヒントがここに