地方の山奥で生活してから、地域が毎年のように大きな自然災害を受けています。
簡単に整理しました。
東日本大震災(2011年3月)
この頃は住んでいなかったけれど、関東の最北部に地域なので、かなり揺れたようです。
被害は風評被害などの観光的なダメージが大きかったようです。
これだけが原因ではないけれど、まだ観光客が震災前より増えるにはいたっていません。
台風(2012年6月)
観光資源である滝の流れが大きく変わってしまいました(その後、応急処置でなんとか元通りの滝へ)
地元の方「ここまで滝がくずれたことは今までになかった」。
地震(2013年2月)
温泉旅館2軒廃業、1軒1年休業。
また、地域の顔ともいえる観光震源の1つが壊れてしまいました。
直接的な被害という意味では、東日本大震災よりも大きかったかもしれません。
廃業なった旅館のうちの1つは、地域で最も集客力があったので、そこへ行くまでにある飲食店やガソリンスタンドなど利用客が激減しました。
地元の方「こんなに大きな被害を受けた地震は今までになかった」。
台風(2013年9月)
2で流れを直した滝が、また崩れる(その後、応急処置でなんとか元通りの滝へ)
また時期ははっきりしていませんが、この時期の台風による川の増水が影響し、地域の顔ともいえる観光資源がまた1つなくなってしまいました。
大雪(2014年2月)
「観測史上最多の積雪量」が多くの地区で発生した大雪(129センチの地区も)。
雪崩で車内に人が3日間も閉じ込められてしまったことも(無事救助)。
地元の方「1度にこんなに雪がふったことは今までになかった」。
台風にともなう大雨(2015年9月)
50年ぶりの大雨。
全国的に大きくとりあげられたニュース。
栃木県から茨城県を流れる鬼怒川がはんらんし、被害は広範囲にわたりました。
わたしが住む地域でも、メインの道路が線路が崩れてしまいアクセス大混乱。
旅館では予約キャンセルラッシュ。
アクセス状況が回復するまで2週間以上かかりました。
地元の方「こんな大雨は今までになかった」。
暖冬(2016年冬)
雪が降らず、地域最大規模の雪のイベントの開催が延期となりそうです。
地元の方「こんなに雪が少ないことは今までになかった」。
暖冬(2019年冬)
地域最大規模の雪イベントで雪不足。
コロナウイルス感染症(2020年2月〜現在)
すでに1年たちました。
観光はまったく代わってしまいました。
…ほぼ毎年「こんなことかつてなかった」が起こっています。
おわりに
山奥の観光は自然ととなりあわせ。
わかっているつもりでも、ここまで災害が多いと心配になります。
それでも少しずつ前にすすまないとです。