とある旅ブログを好きになった理由

最近、とあるブログのファンになりました。

けっこう有名な山と温泉系のブログです。

今回は、どうして好きになったかを考えてみます。

なんでこのブログを好きになったか

なんで好きになったかを考えてました。

結論は「人間味あふれる方が書いていて、役に立つ情報があるから」。

でもこのままでは当たり前すぎるので、「役に立つ」と「人の魅力」について、もう少し深掘りします。

「役に立つ」理由

テーマについてめっちゃ詳しいから。

「山」「温泉」「宿」「食と酒」「1人旅」と、言葉だけでそそる人が多そうなテーマです。

長文で写真もいっぱいで、すさまじい情報量。

ごまかしようのない事実ばかり。

自分が経験するときの参考として役立ちます。

 

長い記事でも、読みたい部分だけ読めばなんの問題もありません。

何年のブログを継続することで自分の型を確立しています。

「人の魅力」を感じる理由

本気だからです。

テーマに人生をささげているので、熱量がハンパない。

 

それでいて、考えが共感できます。

本名や顔は分からなくても、山に対する考え、仕事に対する考え、人生に対する考え・・・

自分をさらけ出しています。

人間性が溢れていて、好感がもてます。

勉強になります。

 

根本にあるのは「人の魅力」

「役に立つ」と「人の魅力」片方だけでは不完全で、2つがそろっていてるから、おもしろくて何度も読んでしまいます。

このように読みたくなるブログには、両方ともかかせないのですが、なかなかマネできないのが「人の魅力」だと思います。

 

そもそも「人の魅力」が高まっているから、役立つことやおもしろいことが書けるようになります。

「役に立つ」だけなら大手メディアが有利です。

人もお金も、個人よりも豊富だし。

でも「人の魅力」がないメディアはあまり興味を持てなくなりました。

 

「人の魅力」はお金があってもなかなか作れません。

現実の世界でも、インターネットの世界でも、まずは語り手が魅力的かどうかがなによりも重要です。

「人の魅力」はどうやってつくれらるのか。

人がもっとも興味があるのは人です。

人の魅力の正体は、行動と心だと思います。

つまり「その人がどんなことをしたか、どんな考えをしたか」。

山好きといっても、山登りを1回した人よりも10回した人のほうが興味をもたれやすいです。

10回よりも100回のほうがすごいです。

で、100回とか1000回やる人の考えはもはやふつーじゃないです。

 

そこまで行動した人だからこそわかる世界があるはず。

考えも積極的に聞こうと思います。

 

ただブログのファンであるといっても、書き手の「行動と心」に魅力を根底に感じています。

逆にこういうブログに書けるようになる努力はまず行動しかありません。

 

もちろん行動があっても、心が悪いほうに出てアウトな人もいます。

実際にいたのが、役立つ情報を出しているのに、

「地域のためにがんばってブログを書いているのに、評価してくれない」的な内容をぼやいていたり。

こういう人は、たとえ役立つ情報を提供してくれていてもNG。

もしかしたら、実際に会ったらいい人で仲良くなれるかもだけど、かなり警戒してしまいます。

個人ブログと大手メディアどちらがいいか。

きちんとした大手メディアは整理された情報で探しやすく、写真やデザインがかっこいいです。

でもそれだけだと「人の魅力」が足りません。

有名人でもない誰が書いたかわからないものは読む気になりません。

人の魅力のない機械的な情報も必要ですが、それはグーグルが整理してくれるでしょう。

魅力ある人の話と機械的な情報をバランスよく選ぶ必要があります。

そのバランスの採り方も、結局、魅力ある人の話を参考にすると思います。

 

個人ブログはほとんどが属人的で、書き手の状況が変われば、更新が難しくなる場合もあります。

でも本人が次がステップに行けばそれでよいと思います。

 

更新が止まっても、情報が古くなっても、そのブログによっていままでに世の中に残した価値は消えません

旅ブログなら、多くの人の旅をするきっかけとなり、楽しい思い出や幸せのきっかけとなった事実は消えません。

そのブログに影響を受けた次の世代のブログがまた生まれるでしょう。

 

そう考えるとブログはその人の生き様であり、人生そのものですね。

 

 

 

人間味あふれる方が書いていて、役に立つ情報があるブログは、おもしろいです。

もっともっと出会いたいです。