【田山花袋記念文学館】文学はありのままに・・・自然主義は赤裸々ブログの元祖?

「小説家 田山花袋(たやまかたい)ってどんな人だった?」
「田山花袋について調べている」
「生まれ故郷に行ってみたい」

そんな方にオススメなのが群馬県館林市にある田山花袋記念文学館です。

館林市は田山花袋の生まれ故郷です。

 

わたしも館林市生まれなので「田山せんぱい」です。

田山花袋記念文学館は近所だったので、小学生くらいの頃になんどか行った記憶があります。

でも田山花袋がどんな作品を書いたか、まったく理解していませんでした。

大人になって代表作「布団」を読んだとき、その変態っぷりをはじめて知り衝撃を受けた記憶があります。

ここがオススメ

  1. 明治の文豪 田山花袋さんについてざっくり学べる

基本情報

基本情報(グーグルマップ・営業時間・口コミなど)

駐車場はちょっとだけ離れています。

公式サイト 田山花袋記念文学館

所要時間 <30分〜>

お楽しみポイント

代表作の「布団」。あらすじをざっくり予習しておくといいかも

布団の5秒あらすじ。

小説家の主人公は、教え子に恋愛感情を抱いてしまい、いろいろともんもんとして、ラストは布団で・・・

田山さん、すごいです。

この話のモデルは田山さん自身ですので、その変態っぷりが詳しくわかります。

 

・・・ざっくりストーリーならマンガが手軽に読めてオススメです。

まずこれ。

有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。

アマゾン有料会員「Kindle Unlimited」だと無料で読めました。

実際には9ページで読めます。

ウィキペディアよりもわかりやすいです。

 

もうちょっと詳しいマンガなら・・・

蒲団 (まんがで読破 MD117)  もいいかも。

 

 

本を読むとただの変態?と思う人もいるかもしれません。

でも専門的には「自然主義派」っていうかっこいい感じの文学の考え方です。

当時は衝撃的だったそうですね。

 

自然主義って?文学史のこともちょっとだけ

文学史のこともちょっと調べてようと思ったら、いい本がありました。

アマゾン時代、最高です。

早わかり文学史

とか

2時間でおさらいできる日本文学史

とかわかりやすい。

 

これらの参考本によると・・・

 

自然主義の作品を簡単にいうと、「作者の告白小説」みたいなもの。

本来なら人に言えないような恥ずかしいことも含めて、作者自身のぶっちゃけ話をとことん書きます。

 

 

田山さんが活躍された明治後期の頃、文学を楽しむ教養のある方たちは多くありませんでした。

田山さんみたいに小説家になっちゃう人なんて、エリート中のエリートです。

そんなエリートが変態っぷりをさらせば衝撃だし、文学にもなったわけ。

いまはブログがあり、誰でも作品を公表できる時代です。

赤裸々系のブログもめずらしくないけれど、たまに読むことがあります。

書き手の個性が強烈に書かれていて引きつけるパワーがあり、ついつい読み進めてしまうんですよね。

 

で、その元祖の一人が田山さんだったのですね。

 

 

ちなみに自然主義の前に流行ったのが浪漫(ろまん)主義で、「個人の意識」を追い求めました。

「個人の意識」なんて今からすると当たり前すぎて「は?」な感じです。

でもたとえば江戸時代は、「個人」は家とか藩(県)とか殿さまとか「集団」のために生きているようなものでした。

結婚は家が決めるものだし、仕事も百姓に生まれたら百姓をし、選択の自由なんてなくて当たり前。

「集団」と「個人」を切り離す考えが、浪漫主義ですね。

 

ただ浪漫主義はある意味「想像だけで現実を見ていない感じ」という欠点もありまして、対する自然主義は「現実重視」でした。

「女性は美しいもの」が当たり前だった時代に、「妄想の理想ばかりやめよう」と現実に迫ったのが田山さんら自然主義と言うことでしょうか。

それでもちろん「自然主義」にも欠点があって、また「反自然主義」などの考えが生まれます。

 

・・・間違っていたらスミマセン。

 

 

あ、原作の「布団」は無料で読めますよ。

 

入り口付近の映像が参考になる

施設に入るとすぐ展示室に行っちゃいがちですが、入り口付近で流れている映像がいいです。

田山花袋がどんな人だったかざっくりわかります。

予備知識のない方は、最初に見ておくといいです。

 

映像は何種類かあって、最初の基本の内容だけでも見ておくとその後の理解がスムーズになると思います。

田山花袋記念文学館のすぐそばに、田山さん家

田山花袋記念文学館の道をはさんで向かい側に、田山さん家があります。

実際にはここにピンポイントで家があったわけではなく、近くあった家を移築したそうです。

無料で見られます。

めっちゃ旅人の田山さん

温泉めぐり とかの温泉紀行文も出していて、旅好きとしては妙に親近感がわきます。

すぐ近くの施設

田山さんと同郷、館林市が生んだスター 「向井千秋さん」についても学べる科学館がとなりです。

【向井千秋記念子ども科学館】向井千秋さんの故郷で学ぶ宇宙ドリーム