わたしの写真の管理方法について、2017年に紹介してから3年半たちました。
その間に技術は進歩し、さらにシンプルに管理できるようになったので、あらてめて整理しておきます。
まずわたしの状況
- 専業カメラマンのようなプロじゃないけれど、Webの仕事で撮影(有償)もセットでまかさせる
- 最新のミラーレス一カメラで撮影し、Lightroomで補正などして仕上げる
感じです。
写真管理に使う道具とサービス(アプリ)
- パソコン(説明不要)
- ポータブルSSD(写真保管用)
- アマゾンプライムフォト(バックアップ用)
です。
ポータブルSSD(写真保管用)
写真のデータはパソコンに入れると、パソコンが壊れた場合にたいへんなので、外付けのものを使います。
写真の元データをいれるのは、コレ。
わたしが使っているやつ(アマゾンで購入)。
2年くらい前まではハードディスクものを使っていましたが、もう買いませんね。
データ読み書きの早さ、ものとしての頑丈さとコンパクトさ(9.6cm×5cm)、すべてにおいて勝っているSSDが1万前後から買えるからです。
ポータブルSSDであればなんでもいいかもですが、わたしは見た目もスマートなサンデスク社製を使っていて、問題があったことは今までありません。
シリーズ中もっとも安いモデルを使っていますが、書き込みも読み込みも400MB/秒 出ているので、今のところストレスはありません。
これを1年に1つ、1TBを買い足していていて、
アマゾン ベストセラーのハブ
を使って、パソコンに3つくらい常につなげています。
わたしの場合、100枚撮影したとしても7割以上の写真はすべて消す運用にしていて、1年1TBも使いません。
でも管理しやすいよう、1年に1SSDとルールを決めています。
基本はここに写真や動画の元データを保管しています。
アマゾンプライムフォト(バックアップ用)
それまでにずっと使っていたグーグルフォトが2021年より有料化されることになりました。
そこでアマゾンの出番です。
プライム会員であれば、アマゾンプライムフォトは(2020年1月時点で)パソコン用アプリを使って、RAWやJPGデータが無制限に自動でバックアップできます。
プライム会員じゃない人も年4,000円くらいですので、アマゾンをよく利用する人は実質無料みたいなものです。
よほど自信があるのか、無料のお試し期間もあります。
費用
ポータブルSSD 1TBの場合、上記商品だと14,800円でした(2021/01/17現在)。
毎月のコストとすると1,233円(500GBだと8,980円で月748円になる計算)。
アマゾンフォトが実質無料と考えると、たったこれだけ。
月に1回、とんかつ定食を食べるくらいの感覚でいけます。
それでもちょっと高いと感じる場合は、もっと安い製品にすればよいでしょう。
写真管理の手順
- 写真編集
- バックアップ
です。
写真編集
ポータブルSSDに、以下2つのフォルダを作ります。
- 写真の元データ用「日付+ファイル名」(RAWデータとかも)
- 編集後に書き出したフルサイズJPG写真「日付+ファイル名」
バックアップ
上の2つのフォルダに対して、アマゾンプライムフォトに自動的にアップされるよう設定。
これで元データとフルサイズJPGデータがともに時系列にバックアップされます。
- 写真の元データ用→通常見ることはない
- 編集後に書き出したフルサイズJPG写真→RAWなどの元データよりも軽く、Webアルバム的にスマホなどで閲覧可
これでポータブルSSDが壊れても、アマゾンのクラウドにデータはあります。
実際にクラウドからダウンロードするには24時間以上とか時間がかかりますが、ポータブルSSDも、3TBを買わず1TB×3つとか小分けにしておければリスク分散となり、復旧も少しはスムーズになるはずです。
その他
これまで活躍したNASもまだ使っていますが、補欠的扱いになりました。
NASの弱点は
- 設定が複雑で、NAS本体や、専用アプリの使い方を覚えるのにかなり時間がかかる
- 設定したあとも、エラーがあったりすると復旧に時間がかかる
です。
なので、今はよりシンプルな今回の方法で運用中です。
写真データに関しては今回の方法でOKですが、動画をたくさん撮る人はまた別の管理が必要になります。
機会があればまた紹介します。