【写真管理 2021年版】技術の進歩でよりシンプルに

わたしの写真の管理方法について、2017年に紹介してから3年半たちました。

その間に技術は進歩し、さらにシンプルに管理できるようになったので、あらてめて整理しておきます。

 

まずわたしの状況

  • 専業カメラマンのようなプロじゃないけれど、Webの仕事で撮影(有償)もセットでまかさせる
  • 最新のミラーレス一カメラで撮影し、Lightroomで補正などして仕上げる

感じです。

写真管理に使う道具とサービス(アプリ)

  1. パソコン(説明不要)
  2. ポータブルSSD(写真保管用)
  3. アマゾンプライムフォト(バックアップ用)

です。

ポータブルSSD(写真保管用)

写真のデータはパソコンに入れると、パソコンが壊れた場合にたいへんなので、外付けのものを使います。

写真の元データをいれるのは、コレ。

わたしが使っているやつ(アマゾンで購入)。

SanDisk PortableSSD 1TB

2年くらい前まではハードディスクものを使っていましたが、もう買いませんね。

データ読み書きの早さ、ものとしての頑丈さとコンパクトさ(9.6cm×5cm)、すべてにおいて勝っているSSDが1万前後から買えるからです。

ポータブルSSDであればなんでもいいかもですが、わたしは見た目もスマートなサンデスク社製を使っていて、問題があったことは今までありません。

シリーズ中もっとも安いモデルを使っていますが、書き込みも読み込みも400MB/秒 出ているので、今のところストレスはありません。

 

これを1年に1つ、1TBを買い足していていて、

アマゾン ベストセラーのハブ

Anker USB3.0 ウルトラスリム 4ポートハブ

を使って、パソコンに3つくらい常につなげています。

 

わたしの場合、100枚撮影したとしても7割以上の写真はすべて消す運用にしていて、1年1TBも使いません。

でも管理しやすいよう、1年に1SSDとルールを決めています。

基本はここに写真や動画の元データを保管しています。

アマゾンプライムフォト(バックアップ用)

それまでにずっと使っていたグーグルフォトが2021年より有料化されることになりました。

そこでアマゾンの出番です。

プライム会員であれば、アマゾンプライムフォトは(2020年1月時点で)パソコン用アプリを使って、RAWやJPGデータが無制限に自動でバックアップできます。

 

プライム会員じゃない人も年4,000円くらいですので、アマゾンをよく利用する人は実質無料みたいなものです。

よほど自信があるのか、無料のお試し期間もあります。

費用

ポータブルSSD 1TBの場合、上記商品だと14,800円でした(2021/01/17現在)。

毎月のコストとすると1,233円(500GBだと8,980円で月748円になる計算)。

アマゾンフォトが実質無料と考えると、たったこれだけ。

月に1回、とんかつ定食を食べるくらいの感覚でいけます。

 

それでもちょっと高いと感じる場合は、もっと安い製品にすればよいでしょう。

写真管理の手順

  1. 写真編集
  2. バックアップ

です。

写真編集

ポータブルSSDに、以下2つのフォルダを作ります。

  1. 写真の元データ用「日付+ファイル名」(RAWデータとかも)
  2. 編集後に書き出したフルサイズJPG写真「日付+ファイル名」

バックアップ

上の2つのフォルダに対して、アマゾンプライムフォトに自動的にアップされるよう設定。

これで元データとフルサイズJPGデータがともに時系列にバックアップされます。

  1. 写真の元データ用→通常見ることはない
  2. 編集後に書き出したフルサイズJPG写真→RAWなどの元データよりも軽く、Webアルバム的にスマホなどで閲覧可

これでポータブルSSDが壊れても、アマゾンのクラウドにデータはあります。

実際にクラウドからダウンロードするには24時間以上とか時間がかかりますが、ポータブルSSDも、3TBを買わず1TB×3つとか小分けにしておければリスク分散となり、復旧も少しはスムーズになるはずです。

その他

これまで活躍したNASもまだ使っていますが、補欠的扱いになりました。

NASの弱点は

  1. 設定が複雑で、NAS本体や、専用アプリの使い方を覚えるのにかなり時間がかかる
  2. 設定したあとも、エラーがあったりすると復旧に時間がかかる

です。

なので、今はよりシンプルな今回の方法で運用中です。

 

写真データに関しては今回の方法でOKですが、動画をたくさん撮る人はまた別の管理が必要になります。

機会があればまた紹介します。