先日、地元の写真コンテストに入選しました。一眼レフをGETしてから約4年で、2回目の入賞です。
といっても、1番下の賞で、プロ級の他の入賞作品と比べると赤ん坊レベルです。でもまぐれだけどやっぱりうれしかったので、わたしのような初心者で写真コンテストの入賞を狙う場合、どのような対策が考えられるか、紹介します。
1.運
最初に言いたいのは、やはりコレ。
初心者なのだから、運の要素はめっちゃ多いです。写真をいっぱい撮ることや勉強することは必須だし、それで入賞の確率は少しアップします。
でもいいチャンスにめぐり合うのは運だし、ベストな写真が撮れたとしても、審査委員の先生にお眼鏡に適うのも運です。審査を2回やったとしたら、同じ結果にはならないと思うし。
2.地域の写真担当になる
以前にもちょっとふれました。
<参考記事>いなか暮らしでもできる。初心者でもカメラが上達するコツ3つ
山奥のいなかでも、一眼レフカメラやミラーレスなどの本気カメラを持つ人が格段に増えました。でも、そこそこ本気モードのカメラ生活をやっている人は意外と多くないんじゃないかな?
本気のカメラ生活とは、写真をとってフェイスブックにアップするだけではないのです。ちょっとだけでも構図を勉強していて、ちょっとだけでもデータ調整(トリミングや明るさ程度でOK)して、厳選して(撮った写真を全部だすのはNG)、ちゃんと紹介する(ブログがベストだけどフェイスブックでもOK)。さらに欲しい人がいたらプリントにして渡す。くらいです。
これくらいのことをやるはそこそこの手間と時間がかかるので、そんなにいなかったりします。これをずっとやり続けていると、周りの人にもなんとなく「カメラ担当」ということが認められいろいろな場面で任されるので、自然に上達する機会が増えるのです。
3.あまり競合がいない写真を狙う
定番の風景やよくある構図は、上手な人たちに撮り尽くされています。そこで入選するのは激むずです。運が大事と言いましたが、運だけではコンテストに入選するような写真は撮れないからです。
たとえば、使っているカメラが同じで、構図もまったく同じだとしても…
- (写真の魅力を最大限に引き出す)カメラの設定や撮影の時間帯
- (写真の魅力を最大限に引き出す)写真編集ソフトでの調整
- (写真の魅力を最大限に引き出す)プリント
の3つの要素でまず勝てません。だからそこを狙うのはやめましょう。過去の入賞作品を見ればすぐ理解できるはずです。コンテストには写真で生活しているプロも参加しているのです。
だから、外部のカメラマンには撮る機会のないシーンを選ぶ必要があります。たとえばわたしの場合、祭を狙うことも多いです。祭りは1年1回ぐらいしかなく、カメラマンは毎年増えていますが、風景写真よりはぐっと競合が少なくなるからです。
4.ダメもとでも毎回応募する
ちゃんとした写真コンテストほど、応募にお金がかかります。応募料はもちろんのこと、プリントの応募なら大きいサイズでのプリント代もかかります。
たとえば今回のコンテストでも、インターネットプリントなどを活用しても、キャンペーンで安くなっていない限り、5点出すだけで1万円近くの出費になります。プロも参加しているコンテストに出すのにはかなりびびる金額です。
でも、出すことで勉強になることがけっこうあります。お金がかかっている分真剣にならざるをえません。毎回楽しませてくれる写真コンテストへの感謝料という思いをもって望むのも大切だと思います。
おわりに…
いなか暮らしをしていると、毎年同じような風景を撮影することが多くなり、新鮮さが薄れがちです。なので、楽しみながらやるのが1番ポイントなのでしょう。
個人的には、たまにメインで使うレンズを変えると、ちょっと楽しみが広がることを経験中です。
自然の撮影が多いので広角レンズが大好きですが、マクロ単焦点レンズを買ったところ、写真の楽しさにまた目覚めた気がします。
長く楽しむために、新鮮さは意識して取り入れる必要があるのですね。
これからも写真ライフを楽しみたいと思います。