「日光東照宮を見て、もう1つありがたい場所へ行きたい」
「日光の世界遺産は『2社1寺』っていうから寺も行きたい」
そんな方にオススメなのが「日光山輪王寺三仏堂(にっこうざんりんのうじさんぶつどう」です。
日光山の神さまたちのもとになる、仏さま3体にお会いできます。
ここがオススメ
- 日光東照宮見学の+αに。3体の大仏だけなら30分もあれば見られます
基本情報
所用時間 <30分〜>
輪王寺は、日光東照宮から徒歩5分の距離。
輪王寺大猷院は、日光東照宮から徒歩5分の距離。
お楽しみポイント
日光の仏さま ビッグ3がいます
輪王寺といえばまず3体の大仏を見るべし!となる方は多いでしょう。
現地では撮影NGなので、輪王寺公式サイトの写真お借りします。
高さ7.5メートルの大仏が3体もいてすごい迫力です。
このメインの宝は日光三所権現本地仏(にっこうさんしょごんげんほんじぶつ)。
名前が長くて漢字ばっかりなので、はじめて聞く人は「?」となるかもしれません。
言葉を分けて考えると
「日光三所」は、日光山のビッグ3
- 男体山
- 女峰山
- 太郎山
のことで、それぞれ神さまがいます。
「権現」とは「仮に現れた」という意味です。
神さまそのものを指しますが、もとは仏さま。
仏さまが変身した神さまです。
「本地仏」とは仏さま本来の姿のこと。
仮に現れた「権現」に対して、本来の仏という意味ですね。
組み合わせると
「日光の3つの山にいる神さまの、おおもとの仏さまたち」
なんだかすごいです。
具体的には、右から
- 千手観音(せんじゅかんのん)
- 阿弥陀如来(あみだにょらい)
- 馬頭観音(ばとうかんのん)
です。
で、3つの山に対応しているのです。
- 千手観音→男体山の神さま(権現)
- 阿弥陀如来→女峰山の神さま(権現)
- 馬頭観音→太郎山の神さま(権現)
仏さまを簡単に補足
千手観音は名前のとおり、手がいっぱいあります。
千は無限という意味。
つまり「救いの手がめっちゃある」ありがたい仏さまです。
阿弥陀如来は「南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)」の仏さまです。
南無阿弥陀仏は「アミダさまを信じます!」の意味。
あの世へ行ったときの幸せを願うものです。
馬頭観音は名前のとおり、「馬の頭」が頭にのっています。
「交通安全」のご利益があります。
日光東照宮をじっくり見てから行くと、けっこう疲れていると思います。
とくに夏は暑く、日光東照宮はめっちゃ混んでいるので、体力の消耗が早いです。
こまめに休けいしながら見学しましょう。
秋にはライトアップイベントも
【日光ライトアップ(秋のイベント)】 世界遺産 日光東照宮&輪王寺などの紅葉&ライトアップ鑑賞
輪王寺へのアクセス攻略法(駐車場)
空いているときは、地図のとおり最寄り駐車場でよいですが・・・
世界遺産だけに、混んでいるときのほうが多いです。
ハイシーズンなら、攻略法の基本は日光東照宮と一緒。
すこし離れたところに車を停めて、歩いていきましょう。
参考 【日光東照宮 ハイシーズン渋滞対策 マイカー編】ちょっと遠めに駐車して歩くのがオススメ
周辺の関連施設
日光山輪王寺宝物殿・逍遥園(しょうようえん)
宝物館も、日本庭園の逍遥園も入り口は同じ。
共通のチケットを買って見学できます。
逍遥園は秋にライトアップのイベントもあり、ステキです。
夏に行ったとき、クーラーも効いていて休けいできました。
日光山輪王寺大猷院(たいゆういん)
徳川家康さんを尊敬してやまなかった3大将軍 家光さんのお墓があります。