「日光東照宮 観光の+αでもう一つぐらい由緒ある神社に行きたい」
「日光の縁結びスポットに行きたい」
そんな方は日光 二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)も抑えておくのがオススメです。
基本情報
なんで4つもあるかは本文で説明します。
名前 | 基本情報 | エリア | コメント |
---|---|---|---|
日光 二荒山神社 本社 | 基本情報(グーグルマップ) | 世界遺産エリア | メインであり、日光東照宮の近くにある 所要時間 <30分〜> |
日光 二荒山神社 奥宮 | 基本情報(グーグルマップ) | 奥日光 | 男体山のてっぺん付近にあり |
日光 二荒山神社 中宮祠 | 基本情報(グーグルマップ) | 奥日光 | 男体山の登山口にある |
日光 二荒山神社 別宮(本宮) | 基本情報(グーグルマップ) | 世界遺産エリア | 原点 |
公式サイト 日光二荒山神社
お楽しみポイント
そもそも日光二荒山神社って何?
栃木県のシンボルである男体山(なんたいさん)は、昔から神さまとしてお祈りの対象となっています。
男体山は県内や近県のいたるところでその雄大さを確認できますし、地元の校歌でも歌われるほど。
県民で知らない人はいないと思います。
また日本百名山として、山登りやハイキングなどのアウトドア好きにもなじみが深いのではないでしょうか。
で、この男体山(=神さま)に対してお祈りする神社が、日光 二荒山神社です。
「二荒山」とは男体山の昔の呼び名なので、今風にいえば「男体山神社」ってことですね。
「日光 二荒山神社」は4つあります。
え?いきなりそんなにあるの?と思うかもしれませんね。
はじめて聞く人にはちょっとややこしい。
- 日光 二荒山神社 本社(新宮)→メイン。日光東照宮のとなり
- 日光 二荒山神社 奥宮→男体山の奥(てっぺん)にあり
- 日光 二荒山神社 中宮祠→1の2の中間で中宮(男体山の登山口)
- 日光二荒山神社別宮 本宮神社→原点(番外編としてあとで説明)
それぞれのちほど説明します。
どんな神さまがいる?ご利益は?
日光 二荒山神社はどんな神さまを祀っているのでしょうか。
お父さんと、お母さんと、子供 3体の神さまです。
- オオクニヌシさん(オオナムチとも)→父
- タゴリヒメさん→母
- アジスキタカヒコネさん→子
もっとも有名なのはオオクニヌシさんでしょう。
七福神の大黒さまと同じで、「国譲り」の神話などでも有名です。
「国譲り」を超ざっくりいうと、オオクニヌシさんは自分の領土を、叔母にあたるアマテラスさん(天皇の祖先神)チームに譲り、代わりに大きな宮殿を建ててもらいました。
実際に譲ったのではなく戦いがあったと思いますが。
その宮殿が、いまの山口県の出雲大社ですね。
気になるご利益は・・・最強です。
- 家族系(縁結び・夫婦円満・子授け)
- 仕事系(商売繁盛・富)
- 幸せ
家族がいて仕事が充実して、幸せだったら・・・最強です。なにもいうことないのでは・・・?
タゴリヒメさんは有名なところだと広島の「厳島(いつくしま)神社」で祀られている「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」という3姉妹の1人。
オオクニヌシさんの義理の兄弟(父がおなじ)であり、また女峰山の神さまです。
アジスキタカヒコネさんはめっちゃ簡単にいうと農業と雷の神さま。
また太郎山の神さまです。
ちなみにこの3体の神さまが最初に祀ったのは勝道さんというえらいお坊さん。
男体山にはじめて登ったのもこのお方とされています。
4つの日光 二荒山神社を順に紹介します。
①日光二荒山神社 本社
まずは日光東照宮のほぼとなりになる日光二荒山神社 本社から。
オススメポイント
- 3つある二荒山神社のメインなので、はじめていくならココ
- オオクニヌシさんだけに、縁結びスポットとして人気
基本情報
公式サイト 日光二荒山神社
所要時間 <30分〜>
オオクニヌシさん=大黒さまですね。
日光東照宮のキラキラ感に比べると地味なのですが、由緒ある神社です。
ご利益はたくさんあるのですが、縁結びスポットとして紹介されることが多いです。
②日光二荒山神社 奥宮
オススメポイント
- 日本百名山&栃木のシンボル 男体山登山で絶景とともにお祈りできる
基本情報
2,486mの男体山に登らないと行けません。
参考 栃木県の山
男体山登山について、詳しい地図付きで5ページのボリュームで紹介。
てっぺんまで行けた人にしか見られない景色があります。
③日光二荒山神社 中宮祠
オススメポイント
- 奥日光旅行のポイントに。男体山に登らなくて行けます
基本情報
男体山登山の登山口に位置します。
④日光二荒山神社別宮 本宮神社
別宮の本宮って混乱しそうな名前ですが、大切な場所です。
勝道さんというお坊さんが男体山を攻略(修行)する際、拠点として3体の神さまを最初にまつったのが実はここです。
日光二荒山神社本社のもとなりました。
いまは別の神社扱いなので、別宮ということです。
参考 【日光二荒山神社別宮 本宮神社&四本龍寺】日光や日光山がどうして聖地となったか?ここにルーツあり
もう少し詳しい情報
日光二荒山神社はなぜ「日光」がつくの?
おなじ栃木県の宇都宮市にも二荒山神社があるからです。
どうして2つあるかはいろんな説があり、機会があればあとで整理する予定です。
こうなったらもっとうれしい
複数ある「日光二荒山神社」が違いが現場でわかれば・・・
本記事で説明したような内容が、現地のパンフレットなどでわかりやすく紹介されていると親切だと感じます。