「これぞ日光の自然ってヤツを楽しみたい」
「日光で宿泊したい。代表する温泉に行きたい」
「日光でドライブしたい」
「日光代表するアウトドアを楽しみたい(ハイキング・トレッキング・カヌー&SUP)」
「やっぱり温泉はにごり湯」
・・・そんな方にオススメなのが奥日光 観光です。
ざっくりいうと・・・
- 栃木県日光市の奥地にある自然の宝庫。日光東照宮などの世界遺産エリアから約15km(車で約20分)。
- 日光の自然が生んだ絶景ポイントは無数にあり、温泉「湯元温泉」もあり。温泉はレアな乳白色のにごり湯(硫黄泉)で、宿は湯元温泉宿だけで20以上。
- 標高約1,300m〜1,500mと高所にあり、夏は涼しく冬は厳しい寒さ。
山々に囲まれた環境にあり、アウトドア系(登山・ハイキング・キャンプ・スキーなど)の利用客も多い
基本情報
日光の奥にある奥日光です。
宿予約サイト | 楽天トラベル | じゃらん |
---|
- 日光市街地からマイカーやバスで向い、名物「いろは坂」を上がると「奥日光ワールドへようこそ」
- グンマー方面や栗山郷(旧栗山村)方面からのアクセスもOK(ただし冬期は通行止め。例年12月〜4月下旬くらい)
お楽しみポイント
緑(グリーンシーズン) | 5月〜9月 |
---|---|
紅葉 | 10月上旬〜中旬 |
冬 | 12月〜3月 |
※見頃は寒暖差によって1週間くらい前後あり
世界遺産エリアの奥にあるのが奥日光
日光でもっとも有名なのが日光東照宮をはじめとする世界遺産エリアで、その奥地にあるから奥日光ですね。
実は奥日光という地名はありません。
これから紹介する湯元温泉と、中宮祠(ちゅうぐうし。二荒山神社のことで、中禅寺湖周辺)を合わせた地域のことです。
日光市というと実はめっちゃ広い(鬼怒川温泉とか湯西川温泉とかも日光)ですが、「日光」で多くの思い浮かべるのは、世界遺産エリアとこの奥日光ではないでしょうか。
奥日光湯元温泉
まず抑えておきたいのが、宿と温泉です。
奥日光の魅力との相性ばっちりです。
- 市内ではレアな乳白色のにごり湯(硫黄泉)。「源泉ゾーン」では、白い蒸気が立ち上がる
- 温泉宿は23(2019年12月公式ホームページより)
- 共同浴場はありませんが・・・日帰り入浴なら「温泉寺」あり。旅館でも日帰り入浴やっています。
泉質 | 単純硫黄泉(硫化水素型) |
---|---|
温度 |
49.3~78.9℃。 |
【奥日光 湯元温泉】県内有数のにごり湯。日光の世界遺産や自然と楽しむのが王道
観光スポット
奥日光といえば、自然。
ドライブ・ハイキングなどのアウトドア、四季を通じてさまざまな楽しみ方があります。
奥日光の玄関「いろは坂」
紅葉の名所としても有名ないろは坂が、奥日光のスタート地点。
くねくねと蛇のような道になっていて、上りと下りがそれぞれ一方通行になっています。
毎年紅葉の時期になるとテレビなどで紹介されます(渋滞情報であることも多いけど)。
基本情報(グーグルマップ・口コミなど) 車で片道約15分
明智平(あけちだいら)ロープウェイ
いろは坂を上りきったら明智平。
ここでちょっと一休みできます(トイレ・駐車場・軽食どころ)。
有料のロープウェイを利用すれば、いきなり日光最強の絶景ポイントへ行けます。
- 日光最強の景勝地
- 男体山、中禅寺湖、華厳の滝など奥日光が誇る景勝地が一望できます
- 新緑、紅葉、冬 どの時期にいっても最強
【明智平ロープウェイ展望台】日光最強の超定番景勝地 奥日光オールスター集結
半月山(はんげつやま)展望台
明智平と並ぶほどの美しい眺望で、無料で行けるのもポイント。
- 日光を代表する絶景。オールシーズン絶景。そして無料
- ドライブだけでもOKだけど、さらに片道30分程度の登山で展望台(写真の風景)へ
- 展望台では、男体山・中禅寺湖・八丁出島・戦場ヶ原・遊覧船などが一望できます
【半月山展望台(八丁出島)】片道20分歩いて見られる、日光を代表する絶景
奥日光三名瀑
3つの滝ははずせません。
華厳の滝(けごんのたき)、竜頭の滝(りゅうずのたき)、湯滝(ゆたき)です。
日光にはたくさんの滝があって、その中でもっとも有名な滝たち。
シーズンによっては激混みなので、計画的にまわりたいです。
華厳の滝
奥日光ベスト3である前に、日本三名瀑、日本ベスト3である華厳の滝です。
いつ行ってもすごい迫力に圧倒されます。
- 日本三名瀑で、日本を代表する迫力ある滝。
- 落差97m、滝口幅7m
- 無料展望台からも迫力があるけれど、有料展望台からの眺めはもっとオススメ
2019年には試験的にライトアップを実施。
竜頭の滝
ドラゴンヘッド・・・名前がしびれます。
2本の滝と調和された周囲の自然をぜひご覧ください。
- オールシーズン絶景。最寄りの駐車場からすぐ見られます。日光でもっとも早く紅葉がはじまる場所
- 竜の頭に見える(滝は2本のツノ)から竜頭の滝 ※諸説あり
- 正面から見る(写真)以外にも滝の上流には鑑賞ポイントが複数あり、周辺散策も楽しい
【竜頭の滝】いつでも手軽に絶景に会える。日光でもっとも早い紅葉ポイント
湯滝
温泉の滝ではないのですが、湯滝。
幅が広い滝を間近出見られるのが、湯滝。
- オールシーズンOK。最寄りの駐車場からすぐ見られます。
- 幅25メートル(最大)、高さ70メートル。観爆台と滝の距離は10メートルほどで迫力があります
- 湯ノ湖の景色と一緒に楽しめる
大使館&外国人別荘 跡
奥日光は日本人だけでなく、昔から外国人にもめっちゃ人気でした。
とくに明治中期〜昭和初期、中禅寺湖周辺は国際的な避暑地(標高が1,300m前後あり、暑い時期に涼しい)。
たくさんの大使館(国の代表として外国に派遣されるえらい人がいるところ)や別荘が建てられまして、その一部の建物が復元・整備されています。
各国の大使館たちはどんな風景を見ていたのか、当時の状況に思いをはせてみるのも楽しいです。
イタリア大使館別荘 記念公園
公式サイト
英国大使館別荘記念公園/イタリア大使館別荘記念公園
中禅寺湖クルージング(遊覧船)
中禅寺湖をぐるっと一周できる遊覧船があります。
船内ガイドで「奥日光ってどういうところ?」も聞けます。
- オールシーズン絶景。湖からしか見られない景色があり
- 乗り場は5つで、中禅寺1周コース(1時間弱)が定番
【奥日光 中禅寺湖クルージング(遊覧船)】湖の上からも美しい奥日光
神社・寺
中禅寺
中禅寺湖の名前のもとになった中禅寺。
世界遺産 日光山輪王寺の一部(別院)で、日光山を開いたお坊さん 勝道さんによって作られました。
御本尊は「十一面千手観世音菩薩」(顔が11つあって、千人救える手があるめっちゃえらい仏さま)で、国の重要文化財に指定されています。
2019年よりライトアップのイベントもはじまりました。
【ライトアップ中禅寺】夜に輝く立木観音や愛染明王が見られる唯一の機会
二荒山神社中宮祠(ふたらさんじんじゃ ちゅうぐうし)
日光のシンボル男体山のふもとにある二荒山神社中宮祠。
二荒山神社は実は4つありまして、男体山の頂上と本社(日光東照宮のとなり)の真ん中に位置するから中宮祠です。
参考 【日光 二荒山神社 観光】本社・奥宮・中宮祠・本宮 4つの違いからわかりやすく解説
アウトドア
奥日光は自然の宝庫なので、ハイキング・トレッキングやカヌーなども人気です。
写真を撮る人もとうぜん多くなり、カメラマンを見ない日はありません。
ここでは代表選手に厳選して紹介します。
ハイキング・トレッキング
戦場ヶ原(ハイキング)
- 奥日光ハイキングといえばまずココ。修学旅行でもほぼ100%ココ。
- 無料駐車場からもすぐ。もう一つの人気ポイント「小田代ヶ原」とセットで楽しむのも定番
- ハイキングコースは無限にありますが、定番のもので所要時間60分〜。写真を撮りながら歩くほど時間がかかります。
小田代ヶ原(ハイキング)
- 1本のシラカバ 貴婦人(きふじん)が有名。日光でもっとも有名な風景の1つ。
- 戦場ヶ原とおとなりさんで、セットで楽しむのも定番
- 貴婦人までは最寄り駐車場から歩いて1時間程度。バスを使えば10分で行ける
【小田代ヶ原】「貴婦人」で有名な奥日光屈指の人気ハイキング&撮影エリア
ハイキング・トレッキングツアー
ただハイキングしたり、山登りするだけでも楽しいです。
さらに一歩進んで、奥日光の自然の偉大さを理解しながら楽しみたい場合、ツアーがオススメです。
じぶんだけでは気づけないたくさんの発見があること間違いなし
【自然計画 ネイチャーツアー レポ】奥日光の偉大さを深く学べる体験
カヌー&SUP・ボート
中禅寺湖の水上ではカヌー、SUP、スワンボードなどが楽しめます。
カヌーやSUPはツアーで体験OK。
グーグルの口コミや有名予約サイトなどで評価の高いアウトドア会社などを以下にピックアップしていきます。
カヌー | 栃木カヤックセンター |
SUP | SupSup!Nikko |
スワンボード | 中禅寺観光センター | 直営ボート |
じゃらんをよく利用する人のため、クーポン情報ものせておきますね。
食事(ランチ)
実際に食べてみて、人にオススメできるほどおいしかったお店を追加していきます。
洋食
【レストラン メープル】奥日光 中禅寺湖畔にある洋食レストラン
寿司
観光イベント
奥日光湯元温泉雪まつり
毎年2月頃実施。
かまくら・ライトアップ・花火・氷の彫刻など。
もう少し詳しい情報
歴史・文化
参考1 【日光 二荒山神社 観光】本社・奥宮・中宮祠・本宮 4つの違いからわかりやすく解説
参考2 【日光二荒山神社別宮 本宮神社&四本龍寺 観光】日光や日光山がどうして聖地となったか?ここにルーツあり
人物
アーネスト・サトウ
イギリスの外交官(外国から派遣されて、日本といろいろおつきあいする人)。
このページでも紹介する英国大使館別荘は、もとはアーネスト・サトウ個人の別荘です。
「日光案内」というガイドブックを作り、世界へ向けて日光を紹介しました。
イザベラバード
イギリスの旅行家。
1878年(明治11年)より日光などの北日本を旅し、奥日光では中禅寺湖・男体山・華厳の滝・戦場ヶ原・湯滝・湯元温泉と、有名どころはほぼすべて訪れている。
1880年に『日本奥地紀行』を刊行し、これまた世界へ向けて日光のすばらしさを紹介しました。
表現が細かくて、当時の状況がよくイメージできます。
いまの時代でもこれほど細かく書ける人はそうそういないと思います。
参考 【金谷ホテル歴史館( 旧 金谷カテッジイン)】歴史を語る金谷ホテルの原点
奥日光 関連記事&本
周辺の景勝地
全体
【奥日光 観光(中禅寺湖・湯元)】世界遺産エリアから20分。絶景ラッシュで温泉宿もアウトドア体験も多数
ドライブ&散策
【明智平ロープウェイ展望台】日光最強の超定番景勝地 奥日光オールスター集結
【半月山展望台(八丁出島)】片道20分歩いて見られる、日光を代表する絶景
【竜頭の滝】いつでも手軽に絶景に会える。日光でもっとも早い紅葉ポイント
宿泊&温泉街
【奥日光 湯元温泉】県内有数のにごり湯。日光の世界遺産や自然と楽しむのが王道
ハイキング
【小田代ヶ原】「貴婦人」で有名な奥日光屈指の人気ハイキング&撮影エリア
奥日光のオススメランチ
寿司
洋食
【レストラン メープル】奥日光 中禅寺湖畔にある洋食レストラン
本
奥日光全体
写真
奥日光に、すべての風景がつまっている・・・を証明する本。
プロのお手本です。
ハイキング
奥日光を自分で歩いてみたい人に最適