【奥日光 湯元温泉】県内有数のにごり湯。日光の世界遺産や自然と楽しむのが王道

「日光で宿泊したい。代表する温泉に行きたい」

「日光の世界遺産や自然と一緒に楽しみたい」

「やっぱり温泉はにごり湯」

・・・そんな方にオススメなのが奥日光 湯元温泉です。

ざっくりいうと・・・

  1. 日光 世界遺産エリアから30km弱(車で約45分)に位置する「奥日光」の温泉地。
  2. 市内ではレアな乳白色のにごり湯(硫黄泉)で、温泉街には白い蒸気が立ち上がる
  3. 標高約1,500mと高所にあり、夏は涼しく冬は厳しい寒さ。山々に囲まれた環境にあり、アウトドア系(登山・ハイキング・キャンプ・スキーなど)の利用客も多い

基本情報

基本情報(グーグルマップ・営業時間・口コミなど)

公式サイト 奥日光湯元温泉旅館協同組合オフィシャルサイト

予約サイト 楽天トラベル

無料駐車場(グーグルマップ)

  1. 温泉街の中心に、無料駐車場があります。ここを拠点に歩いて行くのがよいでしょう。

お楽しみポイント

緑(グリーンシーズン) 5月〜9月
紅葉 10月上旬〜中旬
冬  12月〜3月

※見頃は寒暖差によって1週間くらい前後あり

  1. どこの旅館へ行ってもにごり湯
  2. 共同浴場はありませんが・・・日帰り入浴なら「温泉寺」あり
  3. 湯元の温泉パワーの源「源泉ゾーン」
  4. 食事どころは少ないので注意
  5. ハイキングする人はチェック「奥日光湯元ビジターセンター」

どこの旅館へ行ってもにごり湯

奥日光を旅していて「湯元温泉」が近づいてくると、何も見なかったとしても、すぐにわかります。

つーんと硫黄の匂いが漂ってくるからです。
いかにも温泉にきたぞって感じがして、旅心をくすぐる瞬間。

湯元温泉の名前は、温泉が湧き出ている元があるから。

奥日光の温泉はほかにも「光徳」や「中禅寺」がありますが、温泉がじかに湧き出ているのは湯元温泉だけ(ほかは湯元からの温泉を運んでいるのです)。

いまは共同浴場はないのが残念です(むかしはありました)が、「共同浴場的」な温泉ならあり(冬期除く)、日帰り入浴をやっている旅館も多いです。

逃げないシカ

共同浴場はありませんが・・・日帰り入浴なら「温泉寺」あり

個人的には、これぞ湯元温泉という感じでもっともオススメしたい場所です。

温泉といいますが、実は世界遺産「日光山輪王寺」(にっこうざんりんのうじ)の別院です。

正式な名前は薬師湯(やくしのゆ)。

薬師湯データ

温泉寺の外観

泉質 含硫黄‐カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉
温度 71.4℃。
加温なし、加水有、かけ流し
基本情報(アクセス・営業時間・口コミなど) グーグルマップ
冬(12月中旬〜4月中旬)はお休み
500円。タオル有料200円

※最新情報は公式サイトでご確認ください

 

お寺に「おじゃまします」して、奥にある温泉に案内してもらうユニークな仕組みです。

秋に訪れたときは外国人含むお客さんがいっぱいで、湯船の写真は撮れませんでした。

湯船は大人3〜4人が限界。

大勢でタイプではなく、少数で情緒をしみじみ感じながら入る温泉です。

 

湯元温泉は激アツ系ですので、水で薄めて入ることになります。

地元の方が「観光シーズンはお客さんが必要以上にお湯をぬるくしてしまうことが多く湯治にならないなぁ」と話されていました。

 

日光山輪王寺の公式サイトによると

加水をしなければ入れません。ですが、大変成分の濃い温泉ですので、効能は十分感じることができると存じます

とのこと。

また

源泉の色は薄いエメラルドグリーンですが、加水すると乳白色に変わります。

だそうです。

絵になる紅葉シーズン

湯元の温泉パワーの源「源泉ゾーン」

温泉寺のすぐとなりになるのが、源泉ゾーン。

湯元の雰囲気を味わいたければぜひ訪れたいポイントです。

ここが湯元温泉の原点

小屋をよく見ると、湯元温泉の旅館名が確認できます。

ここから宿まで引いているのですね。

ヨシ

        

食事どころは少ないので注意

食事どころあまりなく、日光湯元レストハウスぐらいでしょうか。

カツカレーを食べました

日光湯元レストハウス

せっかくの旅だから、ぜいたくしてもいいからおいしいものを・・・と考えている人は、湯元でなく周辺で食べるのがいいかも(ページ下部 参考リンクを見てね)。

ハイキングする人はチェック「奥日光湯元ビジターセンター」

国(環境省)が管理する奥日光湯元ビジターセンター。

自然や植物、ハイキングなどに関する最新情報を提供中。

ツアーなどの企画も実施されています。

公式サイト 環境省_日光湯元ビジターセンター

もう少し詳しい情報

湯元温泉のはじまりは?

788年、日光山輪王寺を建てた勝道上人(しょうどうしょうにん)が見つけました。

以来、湯治場として親しまれてきました。

ここにも勝道さんがあります。

参考1 【日光 二荒山神社 観光】本社・奥宮・中宮祠・本宮 4つの違いからわかりやすく解説

参考2 【日光二荒山神社別宮 本宮神社&四本龍寺 観光】日光や日光山がどうして聖地となったか?ここにルーツあり

 

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