奥日光紅葉ドライブ
「日光の人気紅葉スポット、奥日光エリアを快適にドライブしたい」
「TVや旅行雑誌でよく紹介されている日光の紅葉を知りたい」
「渋滞は避けたいからしっかり予習して行きたい」
・・・こんな方にぴったりのまとめです。
広い日光といえど「日光の紅葉」といえば、ほとんどがこの奥日光の紅葉をイメージすると思います。
ただ魅力がありすぎて、とくにはじめての人は迷ってしまうはず。
そこで改めて、奥日光の日光の紅葉ドライブ情報を地元民視点で整理しました。
ドライブに加え、ちょっとした散策(往復1時間以内)で見られる紅葉が対象です。
このページで全体を把握し、興味を合った部分は詳細ページを見ると効率よく理解できると思います。
また他のエリアと組み合わせた紅葉ドライブなんていいですね。
奥日光エリアだけでなく、日光市全体の紅葉情報を知りたい方は以下をお読みください。
【日光 紅葉ドライブ】地元民のオススメ。見頃も渋滞対策もばっちり予習で快適な秋旅
お泊まりを考えている人へ
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奥日光 観光 基本情報
マップ
みんな大好きグーグルマップにも紅葉ポイントを記しておきました。
日光でもっとも有名なのが日光東照宮をはじめとする世界遺産エリアで、その奥地にあるから奥日光ですね。
これから紹介する湯元温泉と、中宮祠(ちゅうぐうし。二荒山神社のことで、中禅寺湖周辺)を合わせた地域を指します。
日光市というと実はめっちゃ広い(鬼怒川温泉とか湯西川温泉とかも日光)ですが、「日光」で多くの思い浮かべるの
は、世界遺産とこの奥日光エリアではないでしょうか。
奥日光って何?という方は以下の記事にまとめています。
【奥日光 観光まとめ(中禅寺湖・湯元)】日光世界遺産エリアから車で20分
奥日光 紅葉の時期
10月上旬〜下旬
※見頃は寒暖差によって毎年1週間くらい前後あり
渋滞対策
基本的な対策は、以下です。
- 空いている時間帯(平日・早朝)に行く
- 空いている場所(穴場)に行く
- 天気予報があまり良くなくても(ずっと曇り・小雨)行く
で、見頃に近づくにつれ混んできて・・・
- TVや新聞などのメディアで紹介された
- 天気予報や当日の天気がよい
- 休日
が重なるほど渋滞はピークに。
混んでいる時期にに行くのであれば、以下の攻略法をオススメします。
- 遅くとも朝6時には入いろは坂を通り、奥日光 着
- 午前中に集中して楽しむ。ランチでお店に行くならオープン直後に行く。そのあと早めに帰る
- 午後に帰らない場合は、そのまましばらく過ごし夕方以降に帰る。またはグンマーか、山王林道をとおって混雑を避けながら別エリアを通ってゆっくり帰る
- 泊まれるならなおよし。秋の夕方や早朝の景色もまた格別
見どころは多く、1日で制覇は不可能です。
だから何度でも行きたくなります。
それでは代表的な紅葉スポットを紹介します。
奥日光の玄関「いろは坂」
紅葉の名所としても有名ないろは坂が、奥日光のスタート地点。
くねくねと蛇のような道になっていて、上りと下りがそれぞれ一方通行になっています。
テレビでよく空撮しているので、ものすごい紅葉のイメージがあるかもですが、ドライブ中には空からの視点からの景色は見られません、念のため。
基本情報(グーグルマップ・口コミなど) 車で片道約15分
明智平(あけちだいら)ロープウェイ
- 紅葉のときも、日光最強の景勝地で間違いなし。
- 男体山、中禅寺湖、華厳の滝など奥日光が誇る景勝地が紅葉とセットで一望できます
いろは坂を上りきったら明智平。
ここでちょっと一休みできます(トイレ・駐車場・軽食どころ)。
有料のロープウェイを利用すれば、いきなり日光最強の絶景ポイントへ行けます。
ロープウェイ乗り場は、展望台のふもとに位置する明智平パノラマレストハウス内にあります。
公式サイト 明智平ロープウェイ | 日光交通株式会社
所用時間 <60分〜>
【明智平ロープウェイ展望台】日光最強の超定番景勝地 奥日光オールスター集結
注意
いろは坂は2019年10月より渋滞対策のために一方通行となりました。
一度別の場所へ行ったらすぐに戻れない(いろは坂をもう一週・・・かなりキツい)ので注意。
混雑する時期は早朝6時くらいに到着するとして、そこでロープウェイオープンまで待つ必要があります。
半月山(はんげつやま)展望台
- 明智平と双璧をなす、日光絶景No1といえる紅葉ポイント
- ドライブだけでもOKだけど、さらに片道30分程度の登山で展望台へ
- 展望台では、男体山・中禅寺湖・八丁出島・戦場ヶ原・遊覧船などの名所と紅葉が一望できます
駐車場周辺から見られる紅葉も見事ですが、さらに山道を片道30分程度歩けるなら展望台からの景色は絶景です。
とくに展望台は狭いので混みますが、明智平と並ぶほどの美しい眺望で、無料で行けるのもポイント。
ここでしか見られない奥日光の絶景があります。
駐駐車場付近から見られる景色
登展望台で見られる景色
【半月山展望台(八丁出島)】片道20分歩いて見られる、日光を代表する絶景
奥日光三名瀑の紅葉
3つの滝は、とくに紅葉の時期はオススメです。
華厳の滝(けごんのたき)、竜頭の滝(りゅうずのたき)、湯滝(ゆたき)です。
華厳の滝
- 日本三名瀑で、日本を代表する迫力ある滝で、紅葉映えします
- 落差97m、滝口幅7m
- 無料展望台からも迫力があるけれど、有料展望台からの眺めはもっとオススメ
奥日光ベスト3である前に、日本三名瀑、日本ベスト3である華厳の滝です。
所要時間 <60分〜>
現地へ行ってそれほど混んでなければ最寄りの第一候補へ。
渋滞とかでダメそうなら、少し離れた第2候補に停めて、景色を楽しみながら行くのもアリです(片道徒歩10分程度)。
竜頭の滝(紅葉)
- 日光でもっとも早く紅葉がはじまりニュースになる名所
- 正面から見る(写真)以外にも滝の上流とか、秋限定の臨時駐車場のまわりには鑑賞ポイントが複数あり、周辺散策も楽しい
ドラゴンヘッド・・・名前がしびれます。
2本の滝と調和された周囲の自然をぜひご覧ください。
竜頭の滝の詳細は以下記事でまとめています。
所要時間 <60分〜>
現地へ行ってそれほど混んでなければ最寄りの第一候補へ。
渋滞とかでダメそうなら、少し離れた第2候補に停めて、景色を楽しみながら行くのもアリです(片道徒歩5分程度)。
とくに臨時駐車場周辺も紅葉がキレイ。
滝を上から見る場合は第3候補へ。
【竜頭の滝】いつでも手軽に絶景に会える。日光でもっとも早い紅葉ポイント
湯滝
定番ビュー
- 最寄りの駐車場からすぐ見られます。
- 湯ノ湖の紅葉と一緒にに楽しめる
所要時間 <30分〜>
- メインの駐車場(有料、トイレ有)から徒歩3分で湯滝に出会えます
- 第2候補の駐車場からは、湯滝の上部を見られます。湯ノ湖を一週するハイキングコースも人気です(1週約3キロ)。
- 1と2はつながっていて徒歩で移動できます(急な坂道含む 徒歩10分程度)
大使館&外国人別荘 跡
- 最寄りの駐車場(歌が浜)から歩いていくので、散策しながら楽しめる。
- 湯ノ湖の紅葉と一緒にに楽しめる
- このあと紹介する遊覧船からも別の視点から楽しめる
奥日光は日本人だけでなく、昔から外国人にもめっちゃ人気でした。
とくに明治中期〜昭和初期、中禅寺湖周辺は国際的な避暑地(標高が1,300m前後あり、暑い時期に涼しい)。
たくさんの大使館(国の代表として外国に派遣されるえらい人がいるところ)や別荘が建てられまして、その一部の建物が復元・整備されています。
公式サイト
英国大使館別荘記念公園/イタリア大使館別荘記念公園
中禅寺湖クルージング(遊覧船)
- 360°紅葉。湖からしか見られない景色があり
- 乗り場は5つで、中禅寺1周コース(1時間弱)が定番
中禅寺湖をぐるっと一周できる遊覧船があります。
いうまでもなく紅葉の時期はよいです。
紅葉の時期は、臨時で早朝便(早朝紅葉観賞クルーズ/7:15発〜7:45着)が出ることも。
中禅寺湖から見る男体山(なんたいさん)。
この日エースだったのは・・・八丁出島(はっちょうでじま)。
参考 【半月山展望台(八丁出島)】片道20分歩いて見られる、日光を代表する絶景
公式サイト 中禅寺湖遊覧船クルージング
所要時間 <60分〜>
- 奥日光 中禅寺観光の定番。オールシーズン絶景。
- 乗り場は5つ。まずは以下のような中禅寺1周コース(1時間弱)が定番
【奥日光 中禅寺湖クルージング(遊覧船)】湖の上からも美しい奥日光
中禅寺
中禅寺湖の名前のもとになった中禅寺。
世界遺産 日光山輪王寺の一部(別院)で、日光山を開いたお坊さん 勝道さんによって作られました。
御本尊は「十一面千手観世音菩薩」(顔が11つあって、千人救える手があるめっちゃえらい仏さま)で、国の重要文化財に指定されています。
【中禅寺(立木観音)レポ】日光の祖 勝道上人作の立木観音と中禅寺湖を味わう
二荒山神社中宮祠(ふたらさんじんじゃ ちゅうぐうし)
日光のシンボル男体山のふもとにある二荒山神社中宮祠。
二荒山神社は実は4つありまして、男体山の頂上と本社(日光東照宮のとなり)の真ん中に位置するから中宮祠です。
参考 【日光 二荒山神社 観光】本社・奥宮・中宮祠・本宮 4つの違いからわかりやすく解説
戦場ヶ原&小田代ヶ原(ハイキング)
有名な2つの湿原は、ハイキングコース。
ドライブだけでは見られないのですが、時間さえあればよいので載せます。
- 奥日光 紅葉ハイキングといえばまずココ。
- 無料駐車場あり。「戦場ヶ原」と「小田代ヶ原」はセットで楽しむのが定番
- ハイキングコースは無限にありますが、定番のもので所要時間60分〜。写真を撮りながら歩くほど時間がかかります。
【小田代ヶ原】「貴婦人」で有名な奥日光屈指の人気ハイキング&撮影エリア
食事(ランチ)
お昼ちょうどとかだと混んでしまいますが、オープン直後とか時間帯をずらせば行けることも。
実際に食べてみて、人にオススメできるほどおいしかったお店を追加していきます。
洋食
【レストラン メープル】奥日光 中禅寺湖畔にある洋食レストラン
寿司
宿泊について
宿泊レポート
2大予約サイト
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湯元温泉
奥日光の最奥部にある湯元。
- 市内ではレアな乳白色のにごり湯(硫黄泉)。「源泉ゾーン」では、白い蒸気が立ち上がる
- 温泉宿は23(2019年12月公式ホームページより)
- 共同浴場はありませんが・・・日帰り入浴なら「温泉寺」あり。旅館でも日帰り入浴やっています。
泉質 | 単純硫黄泉(硫化水素型) |
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温度 |
49.3~78.9℃。 |
公式サイト 奥日光湯元温泉旅館協同組合オフィシャルサイト